尾瀬の四季
■春
5月下旬から、尾瀬の代表的花、ミズバショウが咲き始めると本格的なシーズンになります。
尾瀬の山々も淡い緑に染まるころ、リュウキンカ、ザゼンソウ等高山植物が、次々と美しい花を見せてくれます。
5月から6月に咲く花々:ミズバショウ、ザゼンソウ・ショウジョウバカマ・ワタスゲ・リュウキンカ・チングルマ・タテヤマリンドウ・シャクナゲ・レンゲツツジ等
■夏
7月の声を聞くと尾瀬の春は終り広大な樹木帯は緑を一層濃くし、湿原には待ちくたびれたかのように、いろいろな花が咲きだし、特にニッコウキスゲなどの大群落が咲き競います。
また小鳥、蝶、トンボなど昆虫たちの楽園にもなります。
7月から8月に咲く花々:ニッコウキスゲ・ヒオウギアヤメ・カキツバタ・チングルマ・ワタスゲ・ハクサンチドリ・ヒツジグサ・オゼコウホネ・コバイケイソウ等
■秋
尾瀬の秋は、意外と早くやってきます。9月下旬からはじまる紅葉には、ナナカマドを始めとして周辺の草木が一斉に紅葉し、深い秋色に染まっていきます。
9月以降に咲く花々:ウメバチソウ・ミズギク・アキノリキンソウ・エゾリンドウ・オゼヌマアザミ等
■冬
11月中旬には、至仏山など尾瀬の山々は雪化粧を始め尾瀬は冬に入ります。尾瀬の登山口であるスノーパーク尾瀬戸倉や、ホワイトワールド尾瀬岩鞍・かたしな高原・丸沼高原・オグナほたか・武村牧場・サエラスキーリゾートなど7つのスキー場で雄大なスロープでのスキーが楽しめます。
※なお、冬期間の尾瀬の入山につきましては自粛してください。
(出典:群馬県片品村役場むらづくり観光課、片品村観光協会「尾瀬国立公園周辺案内図」 )